小学校低学年の投球指導はプロ野球選手のマネ!プラスこの2つ!

小学校低学年の投球指導はプロ野球選手のマネ 少年野球コーチリアル日記

基本はマネする事!プラス!
①身体を大きく使う!

②体の前でリリースする!

小学生に投球を教える時は細かい事はあまり必要ないと思っている。
高いレベルになればそりゃ細かい事も必要になってくるだろう。
しかし野球を始めたばかりなのに手はこうだ!足はこうだ!というのはちょっと違うのではないか?
悪いところを指摘するのは簡単だけど、どのようにしたら投球がうまくいくのかというのは教えるのが難しい。
今日は投球動作の指導について話したいと思う。

まず簡単なのは憧れの選手のマネをする事!憧れの選手がいない…なんて子供には強引に憧れの選手を作ってあげよう。
今であれば大谷翔平選手なんかが一番良いだろう。投球フォームもかなり理にかなっており、子供も手本にできる投げ方をしている。

プロ野球選手のマネは効果的!

変則投手とか置いといて…。
大谷翔平投手、則本昂大投手、菊池雄星投手、ダルビッシュ有投手など、子供達の憧れの選手はいるだろう。
その憧れの選手の投球フォームをマネしてみるというのは一つの指導方法だと思っている。

先ほど紹介した4人の投手はほぼ理想的な投球フォームをしている。
下半身主導で体全体を使って投げている。

そのプロ野球選手の投球動作を参考にするのは非常に良い事だと思う。

そもそもプロ野球選手すら知らない…。という子供には「こんなにすごい選手がいるんだよ!」という所から始めなければならないだろう。
子供にとってスター選手は目標でもあり憧れ。プロ野球選手に憧れがない子供は伸びしろも少ないように感じる。

・プロ野球選手をマネする事で指導しやすくなる

大谷選手はそんな投げ方してないでしょ?というと「あっそうか!」と修正することができる。

大谷翔平投手のピッチングフォーム

※画像はYouTubeより加工

マネしろ!と言っても実際に子供にマネなんかできない。
むしろ子供は「大谷翔平」瓜二つだと思って投げていても全く違う現実が待っている(笑)
それをイメージ通りに近づけてあげるのが我々コーチの役目なのだ。

マネをするプロ野球選手を一人決めておくと子供もイメージしやすいからコーチも指導がしやすくなる。
しかしプロ野球選手をマネにするあたってこれだけはちゃんと教えておきたい指導が2つある!

身体を大きく!体の前でリリースする事!

この二つだけは常に指導者に見てもらいたい。

  1. 身体を大きく使う事!
  2. 体の前でリリースする事!

理想の選手をマネする時に子供は小手先だけで真似をしようとする。
それを身体全体を使え!といえば理想の選手の全体の動きを見るようになる。
そして二つ目の、体の前でリリースすること!これは子供の頃から絶対に教えておいた方がいい。

リリースを前にする事を小さいころから意識していると後々にとんでもないボールを投げられるようになるだろう。
体の前でリリースするという事は、全体重を乗せて力強いボールが投げられる、ということ。

今すぐに子供が理解するのは難しいけど、小学校1年生から教えてあげてもよいと管理人は思っている。

そしてプロ野球選手の投球フォームを完全に真似する事ができれば、その子はきっとすごい投手になるだろう。
例え完全に真似できなくても、大谷投手の真似であれば165kmを投げる投球フォームはしっかりとボールに力を伝えられている理想のフォームだ。その理想のフォームに近づけるというのは悪い事ではない。

今漠然と手はこう!足はこう!と教えている指導者はまず「憧れのプロ野球選手のマネ」をさせてみると投げ方を理解する近道になるかもしれない。
是非参考にしてもらいたい。

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