「少年野球」夏の熱中症に本当に注意して!練習で倒れる前にやれること!

少年野球における熱中症 少年野球の練習方法

子供の熱中症は指導者の責任!
異変を感じたらすぐに休憩!

コロナの自粛で体力が落ちている子供達が多い!2020年は例年より注意が必要!

今回は少年野球における熱中症に関する記事を書いていく。

昔のように「水を飲むな!」という時代遅れの指導は一切していないと思うが、それでも炎天下での練習では頭が痛くなったり気持ち悪くなったりする子供達は必ず出てくる。水分補給というのは当たり前になっている。

2020年の夏はコロナも収まり少年野球の活動させてあげたい!そして長期間の学校の休校や外出規制もあり体力の落ちている子供達が多い2020年はより一層熱中症への注意が必要!

ただですら死の危険もある熱中症!体力が落ちている子供達が増えればその分のリスクも高まる。

早速、当チームで行っている熱中症対策を紹介していきたい。子供達目線でしっかりと対策ができている

少年野球の練習は20~30分毎に休憩!

練習時は20分~30分毎に10分くらいの休憩をはさみながら行いたい。
気温35度以上になってくると30分でも長いくらいだ。20分練習して、10分休憩でも良いかもしれない。
管理人のチームでも大きな2リットルの水筒(ジャグ)を持参している子供達が多いから、走塁練習やノックの時はジャグをベンチから持ち出していつでも水分補給ができる状態にしている。
ベンチに戻って水分を取るより、練習中に気軽に水分補給ができるのでジャグを真横においての守備練習や走塁練習は個人的にもお勧めしている。すぐに水分補給ができるのはかなり効率的だ。

少年野球の指導者は子供達の体の変化を常に見ろ!

少年野球の指導者たちは子供たちの顔色や表情をよく見てあげてほしい。
青白い顔をしている子供がいたら要注意!すぐに日陰に行って休ませる事だ。
そして普段の練習で声を出す子供が、声が出ていない時も熱中症の予兆かもしれないから注意してもらいたい。
最悪の場合死にも至る熱中症を甘く見てはならない。
子供たちの体の変化や表情の変化を指導者がちゃんと見極め、こまめに休憩させなければならない。
防具を被るキャッチャーの子供にも注意してもらいたい。

野球の技術的な指導はもちろんだけど、夏場は熱中症に細心の注意をはらってもらいたい。

飲み物は麦茶よりもポカリスェットやアクエリアスがおすすめだ。個人的には経口補水液のOS-1が良いのだが子供達からは味の評判が悪い…。
スポーツドリンクにはナトリウムが入っていて糖分も入っているからエネルギーにもなるし夏場は絶対におすすめだ。

そして個人的にかなりおすすめなのが、100%オレンジジュースを凍らしたもの。
草野球で投手をやっている時に熱中症になった苦い記憶からいろいろと研究して、100%オレンジジュースを凍らせる事にたどり着いた。スポーツドリンクを凍らせると氷の塊となってしまうが、100%オレンジジュースは凍らせても「シャリシャリ」の状態で美味しく飲める。
気持ちの問題もあるけど、体が芯から冷えていく水分補給を行う事ができる。
真夏の草野球で100%オレンジジュースで熱中症を防ぐ事ができたので今でも子供に伝えている。

子供達が熱中症になってしまった時の対処法

熱中症になってしまったらまずは日陰に行って、体を冷やしてあげよう。
当チームでは夏場はアイス(氷)係を当番制で保護者にお願いしていてグラウンドにはクーラーボックスに氷がある状態にしている。子供が熱中症になってしまったら、脇の下や、首の後ろを中心に氷で冷やしてあげてほしい。
そしてうちわがあれば体に風をあててあげる事。そして水分、塩分をしっかりと補給させ安静にする事。

そもそも意識を失ってしまった時は即救急車を呼ぶこと!

炎天下では何もしてなくても体力が奪われる。ましてや1日野球をしているとなれば体へのダメージは相当なものだろう。
大人の感覚で子供たちを判断するのはやめて細心の注意を払い指導者には対応してもらいたい。

少年野球において子供が熱中症になるという事は指導者の責任だと思って練習や試合に挑んでほしい。
子供のちょっとした変化も見逃さないように注意して見てほしい。
特に試合は目が届くけど、真夏の練習で気付いたら倒れていた…。なんて事が無いように指導者は本当に注意して見てもらいたい。

これからの暑い夏!熱中症に注意しながら子供達にはめいっぱい大好きな野球を楽しんでもらいたい。

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