子供の活躍に値段はつけられない!
しかしバットが将来を潰す可能性も?
今日は少年野球における子供達が使うバットについての話をしたい。
親御さんは子供の為に3万円を超える軟式のバットを買い与え活躍を願う親も少なくない。
ビヨンドマックスの最新モデル、ルイスビルスラッガーのカタリスト、ブラックキャノン!軟式野球では当たれば飛距離が出るバットだ。
しかしそのバットは子供が買うのではなく、大人(親)が買っているものだ。
そこには野球の技術では語れない親の愛情が詰まっているように思う。
あるコーチはこの子にこのバットは合わない!の一言で片づけるかもしれない。
でも親が少年野球のコーチをしていない場合、道具で子供に貢献したいというのは当たり前だと思う。
仕事が休日もあってコーチもできないからせめて道具でも…。という思いで飲み代を我慢して息子へのバットを買ってあげる。
それは子供への最高の愛情表現であり、その子は愛情を注がれているんだろうなと微笑まししく思う瞬間でもある。
しかし子供達の野球の技術向上として考えると話は別だ。
子供達が使うバットについて、今日はちょっと突っ込んで話してみたいと思う。
2022年現在、息子は硬式野球をしていて金属バットを使用している。
ビヨンドは軟式野球の象徴だったな・・・。賛否両論あるけど自信もって打席に立つためにビヨンドを購入して良かったと思っている。
レガシーを購入するチームもあるけど先を見据えて目の前を全力に。オレはありだと思っている。
少年野球の子供が重いバットを使う弊害
基本、高反発のビヨンドマックス等のバットはある程度重さがある。軽くても540g位からだろう。
下に管理人が考える小学生の使うバットの重さを図にしてみた。
体格を考慮してある程度幅を持たせている。自分の息子が小柄なのに3年生で540gのビヨンドマックスを使うのはサイズ違いだとわかるだろう。
バットの長さ | バットの重さ | 身長 | 小学校の学年 |
---|---|---|---|
64~68cm | 300g~400g | 110cm~120cm | 1~2年生 |
70~74cm | 400g~500g | 135cm~145cm | 2~3年生 |
75~76cm | 450g~540g | 135cm~145cm | 3~4年生 |
78cm | 500g~580g | 140cm~155cm | 4~5年生 |
80~81cm | 540g~600g | 155cm~160cm | 6年生 |
あまりに重いバットを買っても重さに負けて振り遅れて長打に結び付かないケースが多い。
バットは振り切れる重さで一番重いものを選ぶのが一番良いと考えている。
少年野球で高反発バットで飛距離が出る弊害
高反発のバットを使う悪い例を説明したいと思う。
確かに値段も高い高反発のバットは普通の金属バットに比べて飛距離が出やすい。
重いバットの遠心力を使ってスイングは速くないのに普通のバットより飛距離がでてしまうのだ
仮にチームに小学校4年生のA君がいるとしよう。A君は高反発バットを使ってヒットを量産している。
A君には中学でも野球をやらせたいし、高校でも野球をやらせたい。
親バカながら活躍しているしプロ野球選手になってほしいな…。そんな思いを持っている。
同じく小学4年生のB君がいるとしよう。B君は高反発バットを使わず普通の金属バットを使っている。
ヒットは打つけど高反発バット程飛距離はでない…。
B君にも中学以降も野球をやってほしいし、高校でも野球をやらせたい。
さてどちらが良いのだろうか?
これも子供の性格によって左右する部分もあるけど、高反発のバットを使っている子供は飛距離が出て練習を手抜きする可能性が出てくる。天狗にならない性格の子供であれば高反発バットでも問題ないと思う。
しかし、中学、高校と先を見据えているのであれば高反発はあまりおすすめはできない。
普通の金属バットで飛距離を出す練習をする方が将来的に良いバッターになる確率は高いと思っている。
それでも目の前の子供の活躍を見たいという親の心理はすごくわかる!
その子が将来どこに向かっているのか?によってバット選びをしても良いかもしれない。
管理人はあえて高反発を使う理由は何一つないと思っている。
管理人の息子(現在小学校3年生)にはビヨンドやカーボンなどのバットは使わせないようにしたいと考えている。
子供をプロ野球選手にしたいという夢を少しでも長く見ていたい為にも、普通の金属バットを使う子供が増えてほしいと願う管理人なのであります。
2019年12月更新!スイングが固まればビヨンド系のバットでも良いのではないか!と思うようになった。
最近、チームメンバーの5年生のお母さんからバットに関する相談を受けた。
今は普通の金属バットを使っているけど、ビヨンド系の飛ぶバットに変えたいと思っているのですがどうですか?という相談だった。
今までのやすぞうであれば、高反発のビヨンド系はあまりおススメはしていかった…。
しかし、今は強いスイングができているのであれば高反発のビヨンド系のバットもOKなのではないか?と考え方を改めるようになってきた。
少年野球の全国区ともなるとほとんどの子供達がビヨンド系のバットを使っている。
その子供達が将来どこを目指しているのか?にもよると思うけど、少年野球は通過点!俺には甲子園が待っている!と言うのであればビヨンド系の高反発バットよりも低反発の金属バットの方が良いと思う。
今の少年野球の仲間達と最高の結果を得たい!と子供が思うのであれば、高反発のビヨンド系のバットを買ってあげるのもありかも。
でもその値段は3万円を超える!少年野球用のビヨンドマックスギガキングの590gで39,600円…。
でも今回、39,600円で最後の少年野球を子供も親も楽しめると思ったら安いもんなんじゃないかな!と思うようになった管理人なのであった。
全ての子供がプロ野球選手を目指しているわけではないから!
2020年9月更新:息子にビヨンドマックスギガキングを買い与える
小学校5年生の息子の少年野球もあと1年。息子たちが中心の新チームでの新体制がスタートした。
個性豊かな魅力たっぷりの子供達の中で、どこまで強くなるのか本当に楽しみ。
で2020年9月に更新した理由は、管理人、なんとビヨンドマックスギガキングを購入してしまいました…(笑)
あれだけビヨンドを嫌がっていた管理人がなぜ息子にビヨンドを使わせたのか?
その理由は二つあります。
ビヨンドを使わせた1つ目の理由
強豪チームはほとんど全員ビヨンドマックスを使っている・・・。先日対戦させて頂いたチームはメンバー全員ビヨンド。しかもちょこんと合わせた打球が飛ぶ飛ぶ・・・。
ここでまでバットだけで変わるのか・・・。残りの少年野球、チームが勝つためにビヨンドを使うのも選択肢の一つと考えるようになった。
ビヨンドを使わせた2つ目の理由
小5の息子が強いスイングができるようになったから。というのも大きい。
ビヨンド系のバットは当てただけでもある程度飛距離がでるからという理由で弱いスイングになるのを懸念していた息子も小5になり強いスイングができている。
だったらビヨンドを使わせてあげてもよいのかなと思うようになったのも理由の一つだ。
残り1年の少年野球。ビヨンドで大暴れしてくれることを期待したい。
2021年3月更新:ビヨンド打ちになっている事への懸念
いよいよ新6年生。少年野球も残り半年位。新小6の息子はビヨンドを使っているけど、どこかスイング弱くなっているように感じる。金属バットの時はフォローを大きく、強く打っているように感じる。
ビヨンドだと打撃練習時にフルスイングしなくても「ボコン」という音と共にすごい打球が良く。
ここ最近ビヨンドに慣れてきて強く振る事が疎かになっているような気がする・・・。
金属に戻そうかな・・・とも思ったけど本人はビヨンド使いたいらしい。だったらフルスイングしろや。当てるだけのビヨンド打ちは厳禁だよ!
硬式野球を目指すんだったら絶対に強くスイングしないといけないんだから。
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