少年野球チームにいじめは絶対にあってはならない！指導者は怒るべし！

いじめは絶対にダメ！
いじめられる側に責任はない！

少年野球の指導者として子供たちにおける「いじめ」が起きていないかは絶対に注意をしてみてほしい。
いじめられる子にも責任があるとか言うけど、いじめられる側に責任なんてものは存在しないのだ。
お互いに言い分のある「ケンカ」であれば構わない。しかし「いじめ」に関しては絶対に許してはならない事なのだ。

少年野球に限らず子供達の中で問題視されているいじめ。小学生や中学生、高校生においていじめが原因で自ら命を絶ってしまう子供も存在している。
私たちのように社会人になってしまえば、職場でのいじめは退職する事で解決する。プライベートでいじめにあえば関わらなきゃいい。
大人のいじめは逃げることで簡単に解決できる。中には逃げられない人もいるみたいだけど死ぬよりも逃げる事を簡単に選択できるのが大人だと思っている。

子供達は学校や習い事が全て！

子供達は義務教育と呼ばれる中学生までは絶対に逃げられない環境で生活をしている。
「義務」なんだぞ！やめたくてもやめられない。そんな中でいじめられたらと考えると死にたくもなるだろう…。

子供はまっすぐで目の前の事が全てだと思ってしまう。逃げて解決、ができない環境にあるのだ。
そしていじめが起きても親にもなかなか話せない。簡単に転校もできないし、辞めることもできない。
子供達は簡単に逃げることができないのだ。大人に言い換えれば絶対にやめられない仕事…。
そんな環境の中でいじめにあったらどうだろうか？そして誰にも相談できなかったらどう思うか考えてほしい。
いかに子供同士のいじめが大問題かわかるだろう。

いじめられる側には全く問題はない！

いじめられる側に問題なんて存在しない。双方で問題があるのであればケンカで終わりだ。
しかしいじめは陰湿に進んでいく。気付かない所で子供達の中で力関係が確立されていき、力の弱い子がいじめのターゲットになる。
ただ単に組織の中で目立たないだけ、何か気に入らない、という理由だけで嫌がらせがスタートするおそろしいものなのだ。
どんな理由であろうといじめられる子供に問題なんて一切ないのだ。その子が周りに迷惑かけたりしていたとしてもいじめの理由には一切ならないのだ。
そのいじめは大人が見ていない所で行われるケースが多い。
今の大人の中でもいじめられた経験を持つ人はかなり多くいるだろう。それくらいいじめは身近なものだと思ってほしい。

少年野球の指導者はいじめを許してはならない！

少年野球に限らずだけど子供達に何かしら指導している人は「いじめ」については目を光らせてほしい。

子供同士の揉め事がただのケンカなのか、それとも「いじめ」なのか？
子供同士だからケンカは頻繁に起きるものだが、いじめは絶対に起こしてはならない。

いじめが起きていないか？普段の練習から目を光らせてもらいたい。
いじめを受けている子供は野球どころではないはずだ。野球に来るのも嫌な心境にあるだろう。それくらい子供を追い詰めてしまう。

いじめをしてる子供には厳罰を！

あまりに度を超えたいじめをした子供には退部も考えさせた方が良いと思っている。
一度の指導で反省し、「いじめ」がどれほど相手に傷を与えるかをちゃんと考えられるのであればチームへの復帰を認めても良いだろう。
しかし頻繁にいじめを繰り返す子供はどんなに野球が上手でも、周りの為、本人の為にも野球をやめさせた方が良いと思う。

まだ子供だからとはいえ、「いじめ」を覚える事は絶対に良くない。
いじめをすると何もかも失う！位の気持ちでチームを退部させるくらいの覚悟で指導者は良いと思う。

チームが強ければいじめがあってもいいのか？いいわけないだろ！
少年野球が強い事は素晴らしい事！しかし「いじめ」があるチームは最低最悪のチームだ！