センスという言葉を考えてみる!子供を一言で片づけたら指導者の資格なし!

少年野球はセンスで片づけてはいけない 少年野球コーチリアル日記

野球センスがあるかないか。
小学生のうちから判断していいの?

今日は子供達の野球のセンスについて触れてみたいと思う。管理人は少年野球のコーチをしていると野球センスがあるからとか「センス」って言葉が良く言われる。やすぞうコーチの息子は野球センスがあるんだね…。そんな言葉をかけられるけど「センス」ってなんすか?と思っている。
我々は大阪桐蔭の西谷監督でもなければプロ野球のスカウトでもない。センスなんて一言で子供達を評価するのはいかがなものか。
少年野球をしている子供達には可能性が秘められているという事を忘れないでほしい。
少年野球の指導者を経験していくに当たりなんとなく子供達への指導方法が見えてきた管理人が「野球のセンス」について考えてみたいと思う。

子供達に野球センスは確かに存在している!

野球センスってあると思う。足が速くて機敏に動けてなんでも吸収していく子供って言うのは存在している。
指導者が何も言わなくてもできてしまう子供達。

少年野球はセンスで判断してはいけない!これは指導者全員に心から訴えたい!

何も言わなくてもできてしまう子供もいれば、1回言えばわかる子供もいる。しかし何回言ってもできない子供達もたくさん存在している。
会社という組織であれば、何回言ってもわからない人達は置いていかれてしまう。上司に見切られても仕方ないかもしれない。

しかし少年野球の子供達は指導者の部下ではない。会社の部下と同じモノサシではかってはいけない!

少年野球の子供達は会社の部下ではない!

会社のできない部下と少年野球のできない子供達は違う!

会社の部下で仕事ができない人と同じように子供達をセンスで見切っている指導者はいないかな?
会社の部下は大人!相手は子供だぞ!

当たり前の事だと思っていても知らず知らずのうちに会社のできない部下と同じ対応を子供達にしてしまう指導者がたくさんいると思う。

子供達の成長は大人の成長とは180度違うのだ!

あの子はダメ!あの子はできる!と言う指導者へ

なんの基準でダメだと判断しているの?それって会社の部下と同じ基準でみているでしょ?と言いたい。

努力で野球センスが芽生える子供達もいる。

管理人のチームの5年生で今は見るからに野球センス抜群の子がいる。投げても球は速い!身長は大きいし打球もすごい勢いで飛んでいく。
しかしこの子は、少年野球を始めた時は打ったら3塁側に走り、試合に出ても全くボールに当たらず三振ばかりしていたと聞く。
その当時を見ていた人は「この子はセンスがない」と思った指導者もいるだろう。

しかし現在は素晴らしいスイングで柵越えホームラン、ピッチャーキャッチャーで大活躍をしている。

子供達は皆可能性の塊でしかないと思う。

全員が可能性を秘めているという事を指導者は忘れないでほしい。

全ての子供が可能性を秘めている。
その中で子供達に競争意識を持たせたり、野球をする以上勝ちにいくのが野球というチームスポーツ。
試合に出れなかったりして悔しい思いをするのも成長の糧にできる。

子供達はセンスだけでは片づけられない!失敗を糧にできるのもセンスだ!
厳密に言うと大人もそうなんだけどね。その話をすると長くなるからやめておこうw

少年野球で子供達の野球センスだけで「この子はダメ」「この子はできる!」と判断するのだけはやめてほしいと思う管理人であった。

低学年のうちからなんでもこなせてセンスがあると思っている子供ほどもろかったりする。
「センスがあってこの子はできる!」と特別扱いされていた子供は、ちょっとした小さな挫折で野球を辞めちゃったりするのかもしれない。

子供達の指導に正解はない。いろいろと考えて考えて考え抜いて子供達の指導をしていければ後悔はないと思う。

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