【少年野球】ロングティーで距離を計測!どこまで飛ばせるか競争だ!

少年野球におけるロングティーの練習 少年野球の練習方法

少年野球におけるロングティーの練習

遠くに飛ばす練習はロングティ!
指導者必見

今日は少年野球における打撃練習の話です。当てるのがうまい、ゴロを転がすのがうまい子供達もいるけど、子供達の本心は遠くに飛ばしたいと思っているはず。足が速いからゴロを転がすといっても足が速い選手が長打を打ってはダメなんて決まりはない。プロ野球選手で下位打線を打っている選手も高校時代は4番でホームラン量産している選手ばかり。子供時代はスケール大きく遠くまで飛ばす打撃練習を取り入れてもらいたい。

そもそもロングティーとは?

ロングティーとティーバッティングの違い

ティーバッティングは斜め2メトール位前の斜め45度位から下からふわっと投げて打者はネットに向かって打球を打つ練習。
ロングティーはティーバッティングのネットがないバージョン。打球の行方を追ってどこまで飛んでいるか見る事ができるのがロングティーだ。ティーバッティングではバットに当たればネットまで飛ぶ。最後まで打球を見る事ができるロングティーは飛んだ距離がわかるからどんな打球を打っているか一目瞭然だ。

ロングティーの目的は打球を遠くまで飛ばすこと!

ロングティーの目的はとにかく打球を遠くまで飛ばす練習。今できる自分のスイングで一番遠くまで飛ばす練習だ。そしてその距離を指導者が計測してあげて、「記録は◯◯メートル!」と子供達に知らせてあげる。
子供達は勝負事になると本気になる。特に数字が出てきたり順位が出ることに非常に敏感だ。もっと飛ばしてやる!と集中して練習することができるのだ。

体全体を使わないと遠くまで飛ばないのがロングティー

もっと飛ばしたい!と集中して練習していても手だけで打っている子供達は打球が全然飛ばない。
子供達の体のサイズに関係なく、体全体でスイングする子供達の打球は遠くまで飛んでいく。ロングティーをする事で体全体で打球を飛ばすことを子供達にわかってほしい。ロングティーは当てるだけじゃなくて体全体を使って打球を飛ばすとても良い練習だと思っている。なかなか飛ばない子供にはなぜ飛ばないのかを具体的に指導する良い機会にもなるし効果的な練習方法だと思っている。

毎月1回ロングティーの記録会を行う

毎月1回ロングティーの飛距離を計測する記録会を当チームでは行っている。1位を決めるわけではない。子供達の体の成長は人それぞれだけど、1ヶ月前の自分の数字は抜かせるはずだ。1ヶ月前より1メートルでも遠くに飛ばせるようになってもらえたらいいなと思っている。子供達は毎月のロングティーの記録会を楽しみにライバルに負けないように練習をして、ご飯もいっぱい食べるようになるだろう。

※当チームではご飯をたくさん食べないと打球は飛ばないよ!と指導している

ライバルは1ヶ月前の自分の数字!コツコツと毎月飛距離を伸ばしていき、体全体で打球を飛ばせる選手に育って欲しいと思う。少年野球は子供達の野球人生のスタート地点。細かい事より遠くまで飛ばす楽しさを教えてあげて欲しい。

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