エラーして点が入り大喜び!
少年野球でそれはやめてほしい
今日は少年野球で相手チームが「エラー」をして点が入った時にチームが大喜びしている事について話をしたい。管理人の少年野球チームでもエラーをして点が入ると以前は思いっきり喜んでいた。少年野球で自分の子供(我が子)がミスをして点数が入った時に相手チームがお祭り騒ぎのように喜んでいたらどう思う?そしてミスをした子供はどう思うだろうか?とんでもないミスを犯したとトラウマになってしまう事もあるかもしれない!指導しているチームの子供達なら「気にするな!」と声をかけるでしょう。だったら相手チームにもそれくらいの気持ちをもってほしいなぁ。。正々堂々と自分達が練習して来た事を全力で出し、味方のヒットに大喜びするのは大いに結構。でも相手のミスで大喜びぶするのはちょっと違うんじゃないかな?
ミスで喜んでいる「掛け声」が管理人は気に入らない!
管理人が所属しているチームでいろいろなチームと試合をする事があるんだけど、当チームがエラーをするとエラーを喜ぶ掛け声が存在している。以前管理人のチームでも相手チームがエラーした時に全く同じ掛け声をしていたんだけど、管理人主導でその掛け声をやめないか?と子供達に提案し子供達に納得してもらいその掛け声をやめた経緯がある。
相手のミスで喜ぶ掛け声とは?
この掛け声は大嫌いだから思い出したくないんだけど、その掛け声を説明していきます。
その管理人が大嫌いな掛け声とは…相手チームがエラーした時に、
「ラッキ、ラッキ、ラキ、ラッキ、ラッキ、ラキ、ラッキー♪」
「もっと、もっともと、もっと、もっと、もと、もっと♪」という掛け声。
聞いた事もない人も多いかもしれないしリズムが思い浮かばない人も多いかもしれない。
相手がミスをした事で「ラッキー」という事をリズムに乗せて子供達が歌っている。
そして「もっと」というのは「もっとエラーしてという意味」が込められている。
これって野次じゃん!!
少年野球において、相手を威嚇するような野次はマナー違反だ。「あと一人!あと一球!」という言葉は禁止されていてそのような応援があると審判から注意がされる。それと同じで相手がエラーして喜ぶのはフェアプレーに反しているんじゃないかなと管理人は思っている。
当チームで相手のミスは黙っておこうと決めたけど…
当チームで相手のミスを喜ぶのはやめよう!と決めたは良いけど相手チームはミスで喜んでいる。
子供達から相手チームがエラーに喜んでいる事が悪い事をしていると映ってしまっているみたいで、やすぞうコーチに「あれ良いんですか?」と相談に来た子供達もいた。
その時は、相手は相手で、自分達は自分達!相手のミスで喜ぶより、「自分達の大活躍で思いっきり喜ぼう!」そう伝えると子供達は納得してくれた。でも子供達にはまだまだ理解するのが難しいかもしれないね。相手のミスを願うよりも自分の実力で勝利を勝ち取る!ちょっと奥が深いけどそんな事を小学生のうちに少しでも教えてあげたいなと思って指導している。
相手のミスで喜ぶのは野次と同じ!
少年野球において点数が入るのは嬉しい事だ。それがヒットなら大喜びしても良いかもしれない。でも相手のミスで点が入って大喜びするのは野次に近いんじゃないかなぁ。それを掛け声にして「もっとエラーしてくれ」なんて事を言えばそれは間違いなく野次だ!
相手チームのエラーは黙っておこうよ!
点数が入って嬉しいかもしれないけどそれはマナーだ!ヒットを打って点が入っても相手投手の気持ちを考えるとは全くの別物、正々堂々と勝負をして勝った時は思いっきり喜んでいいと思う!
少年野球においては正々堂々と勝負に勝った時は思いっきり喜んでほしい!でも相手チームのエラーで勝った時は控えめに喜んでほしい!これがフェアプレー精神なんじゃないかなと思っている。
相手のミスを喜び、ミスを期待しているとロクな事はおきない
- 相手チームのエースが怪我しないかな…(怪我したらラッキーで喜ぶ?)
- 相手チーム4番が病気で欠場…(歌って喜ぶ?)
確かに相手がミスをしようがチームが勝つことは嬉しいと思う。ミスをしない為に数多くの基礎練習をしてきて最終的に相手のミスで試合に勝ったのかもしれない。でも実力で勝ちたいよね!
だったら相手のミスで喜ぶことはやめて、自分達のチームのヒットやファインプレーで喜びたいものだ!
当サイトを見ている指導者さんのチームで相手のエラーで喜んで子供達が掛け声と共に歌っているチームがあったらやめてみないか?中学、高校になると喜ぶだけじゃなく、相手チームのエラーを誘発する野次、自チームのライバルへの嫌がらせにもつながりかねない。そんな子供達は伸びなくなってしまう。
この先の子供達の為にも結構重要な事だと思っている。
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